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今大会初失点に後半ヒヤリも…名古屋5連勝で首位決定、日本勢GL突破一番乗り!

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MF阿部浩之のミドルなどで名古屋が5連勝を飾った

[7.4 ACLグループG第5節 名古屋2-1ジョホール バンコク]

 名古屋グランパスがジョホール(マレーシア)を2-1で下し、5連勝でグループ首位通過を決めた。7日の第5節は消化試合となるが、2位でのグループリーグ突破を目指す浦項スティーラーズ(韓国)との対戦になる。なお、東地区の決勝トーナメント1回戦は9月14日と15日に行われる。

 4連勝、そして試合ごとに内容も伴った勝ちを重ねる名古屋。さらにこの試合を前に行われた試合で、浦項が最下位のラチャブリFC(タイ)とまさかの0-0で引き分けとなったため、名古屋はこの試合に勝てばグループ首位を確定させることになった。

 堅守の名古屋にとって勝ちを意味する先制点。その1点が開始早々のプレーで決まる。MF阿部浩之のスルーパスでエリア内に侵入したFWマテウスがDFアダム・ノル・アズリンに倒されてPKを獲得。これをマテウス自らが決めてあっさり先制点を奪う。

 さらに名古屋は前半28分、MF長澤和輝のパスを右サイドで受けた阿部が、切り返しでDFを外してエリア外から思い切って左足を振り抜く。これが見事な放物線を描きながらゴール左隅に吸い込まれ、欲しかった追加点も前半のうちに生まれた。

 しかし前半42分、DFコービンオングに左サイドから打たれたミドルをGKランゲラックがパンチングで弾くが、これがFWラマダン・サイフッラーに渡ってしまい、ダイレクトで押し込まれてしまう。名古屋は5試合目にして初失点。

 さらに後半も相手にチャンスを作られてしまう。後半17分にMFアヒアル・アブドゥルラシドのスルーパスからFWハズワン・バクリに打たれた強烈な左足シュートはクロスバーを直撃。ヒヤリとさせられると、直後に迎えたFW前田直輝のクロスからFW相馬勇紀が迎えたチャンスは、シュートを空ぶってしまうなど、決めきることができなかった。

 しかし相手を突き放すことこそできなかった名古屋だが、そこからの守りは固く、2-1とリードを守り抜く。今大会初戦でもジョホールには苦しめられたが、地力に勝る名古屋が連勝を決めた。

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