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圧巻の決戦ムード作り上げた浦和サポーターに酒井宏樹が感謝「常に勝ち続けることで彼らは味方になってくれる」

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[5.6 ACL決勝第2戦 浦和 1-0 アルヒラル 埼玉]

 浦和レッズが6日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝でアルヒラルを破り、5大会ぶり3度目のアジア王者に輝いた。試合後、マチェイ・スコルジャ監督は「素晴らしいサポーター、大きなクラブのためにタイトルを取れたことが幸せ。いい経験になったし、光栄なこと。表現できる言葉が見つからないくらいだ」と喜びを語った。

 スタンドでは5万人を超えるサポーターが集結。試合前とハーフタイムには圧巻のビジュアルサポートで決戦ムードを盛り上げ、試合中は展開に応じた大声援で流れを手繰り寄せていた。

 指揮官は会見で「浦和サポーターからはACL前の川崎F戦の後にも(バスを)見送ってもらったし、本当に素晴らしかった。本日スタジアムに到着した時も出迎えてくれた。特別なスピリットを感じている。苦しんだ時間もあったが、サポーターがプラスワンの選手のような力をくれた」とサポーターの声援に感謝した。

 会見に出席した大会MVPのDF酒井宏樹も「今日は特別だったと思う。特にアルヒラルのアウェーでのスタジアムの雰囲気の後、これだけのサポーターが来てくれて、あれだけ圧をかけてくれたのは頼もしさしかなかった」と感謝。続けて「これを続けるのは自分たち次第。リーグが続き、カップ戦がまた始まるので、常に勝ち続けることで彼らは味方になってくれる。僕たち次第で彼らに頼ってはいけない。一緒に戦っていきたい」と意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)
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