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甲府、ACL決勝T初戦で韓国王者に完敗…重すぎる0-3ビハインドで国立第2戦へ

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3失点目のPKを与えた甲府

[2.15 ACL決勝T1回戦 蔚山現代 3-0 甲府 蔚山文殊]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は15日、決勝トーナメント1回戦第1戦を行い、ヴァンフォーレ甲府蔚山現代(韓国)に0-3で敗れた。21日には国立競技場での第2戦を控えるが、ベスト8入りは厳しい状況となった。

 ACL初出場で初の決勝トーナメント進出を果たした甲府だったが、敵地でKリーグ2連覇王者の洗礼を浴びた。立ち上がりは新加入のFWファビアン・ゴンザレス(←磐田)、FWアダイウトン(←FC東京)が鋭いカウンター攻撃を披露。それでも韓国代表GKチョ・ヒョヌの牙城を崩せずにいると、その後は徐々に押し込まれていった。

 そうして迎えた前半37分、DFソル・ヨンウの縦パスからFWオム・ウォンサンに右サイドを抜け出されると、鋭いクロスは甲府GK河田晃兵が処理。ところが弾いた浮き球をFWチョ・ミンギュに頭で押し込まれ、先制を許す形となった。

 さらに前半43分、左サイドでのパスワークに対応できず、元サガン鳥栖のDFキム・ミヌに左のハーフスペースに侵入を許すと、止めに入った甲府DF神谷凱士がファウル。これで献上したPKをチョ・ミンギュに決められ、0-2で前半を終えた。

 後半は蔚山が元浦和レッズのMF江坂任を投入してきた中、甲府はハイプレスで戦況打開を狙うも、16分に再び失点。江坂からのパスを受けたソル・ヨンウにドリブルで攻め込まれ、ゴール前からのグラウンダーシュートを突き刺された。

 甲府は終盤、右サイドからのクロスに合わせたFWピーター・ウタカのヘディングシュートがネットを揺らすが、これはオフサイドの判定。そのままタイムアップを迎え、3点の重すぎるビハインドを背負って第2戦に向かう形となった。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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