アルヒラルが世界記録の更新に王手をかけている。現地時間12日にアルイテハドと対戦するAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第2戦で勝利すると、男子トップリーグに所属するクラブとして前人未到の公式戦28連勝に到達する。

　昨年5月のACL決勝で浦和レッズに敗れて準優勝に終わったアルヒラルは、同9月21日のリーグ戦でダマクに引き分けて以降、圧巻の公式戦27連勝を飾っている。これはウェールズのニュー・セインツが2016-17シーズンに達成してギネス記録に認定された世界記録に並ぶものだ。

　今季は新加入のブラジルFWネイマールが序盤戦で大怪我を負い、戦力ダウンが懸念されたが、同じく新加入のFWアレクサンダル・ミトロビッチが32試合31ゴールの大活躍。浦和戦以降に行った公式戦での敗戦数はわずか「3」となっている。

　世界記録更新がかかる一戦の相手アルイテハドにはFWカリム・ベンゼマが所属しているが、3試合連続で欠場していてアルヒラル戦もメンバー入りしない見通し。またMFエンゴロ・カンテは第1戦で一発退場となったため出場できない。

　アルヒラルは公式Xでギネス記録の公式アカウント(@GWR)にメンションする形で「信じてくれ」や「足音が聞こえるか?」などと投稿しており、自信たっぷりな様子だ。

27 Consecutive Victories ✅
Al Hilal @GWR Do you hear me? #AlHilal pic.twitter.com/RXaOxz3QpH

— AlHilal Saudi Club (@Alhilal_EN) March 8, 2024

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