beacon

アジア初制覇狙う横浜FM、1点ビハインドで第2戦へ…ACL準決勝第1戦は蔚山現代に惜敗

このエントリーをはてなブックマークに追加

[4.17 ACL準決勝 蔚山現代 1-0 横浜FM 蔚山文殊]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は17日、東地区準決勝第1戦を行い、横浜F・マリノスは敵地で蔚山現代(韓国)に0-1で敗れた。数多くのピンチを作られながらもGKポープ・ウィリアムの好セーブで最小失点にとどめ、1点のビハインドで24日の第2戦に持ち込んだ。

 試合は立ち上がりからアジア初制覇を狙う横浜FMが押し込んだが、先制したのは蔚山現代だった。前半19分、左サイドを攻め上がったDFイ・ミョンジェのクロスをFWチョ・ミンギュが収め、後方にパスを送ると、走り込んだMFイ・ドンギョンが左足一閃。グラウンダーのシュートをゴール左隅に叩き込んだ。

 一方の横浜FMは前半26分、FWヤン・マテウスが巧みな切り返しからミドルシュートを狙うも、GKチョ・ヒョヌのファインセーブに阻まれる。その後はFWアンデルソン・ロペスがバイタルエリアで相手のマークを引き付け、次々にFKを獲得。だが、ヤン・マテウスのMF天野純のシュートはいずれも不発に終わり、無得点のまま前半を終えた。

 横浜FMは後半5分、シンプルな浮き球を守備陣がクリアできず、背後に出たボールからチョ・ミンギュにボレーシュートを放たれるも、これはポープが横っ飛びでスーパーセーブ。同23分にもカウンターから大ピンチを迎え、またもチョ・ミンギュのシュートが襲ってきたが、幸運にも左ポストに助けられた。

 また後半24分には再度のカウンターからイ・ドンギョンに左足シュートを放たれたが、これもポープが横っ飛びでかすかに触り、ボールは右ポストにヒット。同27分にはチョ・ミンギュのヘディングシュートもポープがファインセーブを見せ、今季加入の守護神がことごとくピンチを救った。

 横浜FMは後半36分、天野が冷静なターンから鋭いクロスを送ると、ヤン・マテウスがゴール前で反応。あとは押し込むだけというボールだったが、シュートはゴール上に外れ、千載一遇のチャンスを逃した。結局、試合はそのままタイムアップ。横浜FMは1点ビハインドで日産スタジアムでの第2戦に向かう形となった。

●ACL2023-24特集

ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP