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[MOM4361]仙台ユースMF河野和真(3年)_ゴールへの意識高めた背番号10が大一番で2ゴールの大仕事!!

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仙台ユースMF河野和真(3年)は巧みなドリブル技術を武器に果敢にゴールに向かい、2得点の大活躍

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.26 クラブユース選手権(U-18)大会GL第3節 仙台ユース 2-1 湘南U-18 前橋フD]

 今年のベガルタ仙台ユースで背番号10を背負うMF河野和真(3年)。埼玉県の1FC川越水上公園出身で、同期には尚志高のU-18日本代表候補FW網代陽勇(3年)がいる。テクニック重視のチーム出身らしく、ドリブル技術が非常に高く、攻撃にアクセントを与える選手として2年生からはほぼ左サイドハーフのレギュラーとして活躍してきた。

 しかし課題はシュートの決定力。プリンスリーグ東北でもなかなかゴールを奪えず、木谷公亮監督も「常に仕掛けろ、できるだけシュートの入る射程距離まで入っていきなさいと常に言っています」と何とかゴール数を増やそうと働きかけてきた。

 そうした中、勝たなければならない大一番で2ゴール。河野は「1試合目、2試合目で自分は足を振っていなかったので、足を振ってゴールネットに突き刺せて良かったです」と今大会に入ってなかなかシュートを打てなかったことを反省し、貪欲にゴールへと向かって結果につなげた。

 守備でも奮闘し、鮮やかな身のこなしでボールを奪い、決定機につなげていった。「攻撃だけじゃこの先戦えないと思うので、守備でも頑張りました」と攻撃だけでなく、守備でもチームに貢献した。

「日頃からシュートの意識にフォーカスしてやってきました。練習の成果が出たのかな、と思います」と日頃の練習が身を結んだことを喜んだ河野。ノックアウトステージでも持ち前の技術をいかんなく発揮して、貪欲にゴールを狙う。

(取材・文 小林健志)

●【特設】第47回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

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