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渦中のハラが“あの瞬間”を語る「スペクタクルが傷つけられた」

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乱入者を止めたゴンサロ・ハラ

 コパ・アメリカ2019グループリーグ最終節のチリ代表vsウルグアイ代表の試合中、ニワトリの被り物をかぶった男が突然、ピッチに乱入して走り回るというアクシデントが発生した。

 警備員の追跡を振り切って走り回る“ニワトリ男”をストップしたのはチリ代表DFゴンサロ・ハラだった。ハラは走り回る男の尻のあたりを蹴りつけて転倒させ、男はようや警備員に取り押さえられた。

 この試合に敗れたチリだが準々決勝ではコロンビアをPK戦の末に破り、7月3日に準決勝ペルー戦に挑むことになる。試合前日の記者会見に当のハラが登壇し、この件について初めて公に語った。チリメディア『テレ13』が伝えている。

 ハラは男を蹴りつけた理由について「(乱入によって)試合のスペクタクルが傷つけられた。目の前で起こっていることをすぐに止めなければならないと思った。男を攻撃するつもりはなかった」と説明。

 試合後、この行為について「家族に怒られた」そうで「自分がやったことを後悔している」とも語った。

 ハラが男を蹴りつけた直後、相手FWルイス・スアレスが審判にハラへの退場処分を猛アピールした。大会規則に「その場にいた人間に暴行を加えた場合は最低2試合の出場停止処分となる」という一節があるためだが、ハラは「規則のことは知っている」と語り、「もう二度としない」と誓った。

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