beacon

史上3人目のハット達成!! 大爆発のベイルに指揮官「鹿島を引き裂いた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

クラブW杯でハットトリックを達成したレアル・マドリーFWガレス・ベイル

 レアル・マドリーFWガレス・ベイルは19日、クラブワールドカップ準決勝の鹿島アントラーズ戦でハットトリックを達成し、3-1で勝利したチームに大きく貢献した。同大会での3得点は史上3人目。地元紙にはサンティアゴ・ソラーリ監督が発した「ベイルが鹿島を引き裂いた」という言葉が見出しに躍った。

 ベイルは今季、リーグ戦16試合のうち13試合に出場。開幕から3戦連続で得点を挙げたが、その後はなかなかゴールに到達できず、負傷の影響もあってわずか4得点にとどまっていた。ところが、3年連続の世界一を目指す舞台でようやく輝きを放った。

 まずは前半44分、DFマルセロとのワンツーで左PA内を抜け出し、角度のないところから左足で決めて1点目。さらに後半8分、相手のバックパスにつけ込んで追加点を奪うと、直後の同10分には再びマルセロからのスルーパスをゴールに叩き込み、ハットトリックを達成した。

 国際サッカー連盟(FIFA)によると、クラブW杯での3得点は2015年のFWルイス・スアレス(バルセロナ)、16年のFWクリスティアーノ・ロナウド(R・マドリー)に続いて3例目。これで大会通算5試合6得点となった。試合後、記念のボールを受け取ったベイルはFIFAのサイトを通じて「特に勝ち抜くのが難しく、素晴らしい大会だ」と喜びの気持ちを表現した。

「最も重要なのはチームが勝利することであり、われわれが勝つことができるのならば、誰がゴールを決めようが勝つことほどには重要ではない。当初の目標は決勝に進むことだったが、いまの目標はカップを掲げることになった」。そう意気込むベイルは負傷の状態については「心配ない」と無事を強調した。

●クラブW杯2018特集

TOP