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クラブW杯3位のアルアハリ指揮官、カンテの行動に感動「驚いた。謙虚の極みだ」

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MFエンゴロ・カンテの姿勢に驚きの声

 チェルシーは、12日に行われたFIFAクラブワールドカップ2021決勝でパルメイラスに2-1で勝利し、初のクラブ世界一の座を手にした。3位クラブを率いたアルアハリのピツォ・モシマネ監督が大会後のチェルシーMFエンゴロ・カンテの姿勢について驚きの声を上げている。

 決勝と同日に行われた3位決定戦で、アルアハリはアルヒラルに4-0で勝利。3位の栄誉を手にした大会後の表彰式では、優勝したチェルシー選手たちからのガード・オブ・オナー(花道を作って健闘を讃える行為)を受けていた。

 そんな中、アルアハリの指揮官によれば、試合後にカンテが同クラブのマリ代表MFアリュー・ディアングとの面会を申し入れたとのこと。マリ代表は最近のアフリカ・ネーションズカップでベスト16に進出し、ディアングは今回のクラブW杯にも出場した。マリに自身のルーツがあるカンテが何かを伝えたかったようだ。

 モシマネ監督は「カンテがディアングと会わせてほしいと言ってきて、驚いたよ。謙虚の極みのような人だった。カンテに神のご加護を」とコメント。自身に許可を取ってディアングに会うことを求められた際のカンテの姿勢に感嘆していた。

 世界有数のサッカー選手となったカンテだが、シャイな性格で慈善活動などにも精力的に参加。高級車ではなく『ミニ・クーパー』を愛用するなど庶民派として知られており、その人間性が高く評価されているが、モシマネ監督も実際に相対してみてそれを感じ取ったようだ。

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