[12.18 クラブW杯準決勝 フルミネンセ 2-0 アルアハリ ジッダ]

　FIFAクラブワールドカップ2023の準決勝が18日に開催され、南米王者のフルミネンセ(ブラジル)がアフリカ王者のアルアハリ(エジプト)に2-0で勝利した。フルミネンセはクラブW杯初出場で優勝に王手。決勝は22日に行われ、アジア王者の浦和レッズと欧州王者のマンチェスター・シティ(イングランド)の勝者と対戦する。

　元ブラジル代表のDFマルセロ、DFフェリペ・メロ、MFガンソらを先発起用したフルミネンセは前半をスコアレスで折り返すと、後半22分にマルセロがボックス内で倒されてPKを獲得。同26分にキッカーのMFジョン・アリアスが右足でゴール左に決め、先制弾を奪った。

　後半45分にはMFマテウス・マルティネッリのラストパスを受けたFWジョン・ケネジが左足でゴール左に突き刺し、2-0とする追加点をマーク。そのまま逃げ切ったフルミネンセがファイナル進出を果たした。

　マルセロはレアル・マドリー時代に4度のクラブW杯優勝を経験。スペイン『アス』によると、大一番に向けて「僕らは決勝戦に進み、どんなことにも対応できる準備ができている。僕たちの人生で最も重要な試合だし、勝つために全てを捧げるつもりだ」と意気込みを語っている。

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