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クラブW杯に代わる“クラブ年間世界一決定戦”に…FIFAインターコンチネンタルカップが2024年からスタート

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1年に一度のクラブW杯は今年で終了する

 国際サッカー連盟(FIFA)は17日、2024年から1年に一度のペースで開催する新たなクラブ国際大会・FIFAインターコンチネンタルカップの概要を発表した。

 現在はクラブW杯が毎年開催されているが、次の25年大会より32チーム制で4年に一度とする改革が行われる。これに伴い、FIFAはインターコンチネンタルカップを新設して各シーズンの大陸王者が対戦する場を設けた。

 インターコンチネンタルカップはアジア王者、アフリカ王者、オセアニア王者を「ステージA」で固定し、北中米カリブ海王者と南米王者を「ステージB」に固定する。各勝者はプレーオフに進出し、プレーオフ勝者が決勝で欧州王者と対戦する。各ラウンドは以下の方式で行われる。

▼ステージA
オセアニア王者は各大会で1回戦から参戦。アジア王者とアフリカ王者は1年ごとに1回戦と2回戦のどちらから参戦するかを変更する。1回戦はアジア王者/アフリカ王者のホームで行い、2回戦は1回戦に参加しなかったアジア王者/アフリカ王者のホームで開催する。2回戦の勝者がプレーオフに進出する。

▼ステージB
北中米カリブ海王者と南米王者が対戦する。ホーム開催権は1年ごとに変更され、勝者がプレーオフに進出する。

▼プレーオフ
ステージA勝者とステージB勝者が対戦する。会場は中立地。勝者が決勝に進出する。

▼決勝
プレーオフ勝者と欧州王者が対戦する。会場は中立地。勝者がその年のチャンピオンに輝く。

 2024年大会は各大陸連盟がステージAとステージBの開催日を決定する。プレーオフは2024年12月14日、決勝は12月18日に同じ中立地(未定)で開催される。
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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