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残り4戦全勝なら2位確保、京都は駒井2発などで岐阜に快勝

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[10.21 J2第39節 京都3-1岐阜 西京極]

 京都サンガF.C.はホームでFC岐阜に3-1で快勝し、2試合ぶりの勝ち点3を獲得した。前節は残留を争う富山に0-1で屈したが、同じ轍は踏まなかった。他チームよりも消化試合が1試合少ない京都の次戦は25日、延期となった徳島戦。残り4試合全勝なら自力で自動昇格となる2位の座を確保できる。

 1トップに入ったFW駒井善成の個人技が光った。前半15分、中盤のルーズボールが駒井の足元へ。素早くターンして前を向くと、果敢にドリブルで仕掛けた。強引にDFの間をこじ開け、PA内に進入。右足アウトで流し込んだ。

 さらに前半28分、中盤でパスカットしたMF安藤淳のロングフィードをPA内で受けた駒井が、シュートフェイントからの鋭い切り返しでDFをかわし、左足で追加点。2-0とリードを広げると、前半41分にはMFチョン・ウヨンの右FKに安藤がヘディングで合わせ、前半で3点のリードを奪った。

 J2残留へ勝ち点の欲しい岐阜も粘る。後半3分にFW樋口寛規のゴールで1点を返すと、その後も果敢にゴールを狙った。しかし、後半38分のDF尾泉大樹の直接FKもわずかにゴール上へ。守備陣は体を張ったディフェンスで京都にこれ以上の追加点を許さなかったが、そのままタイムアップ。2連敗の岐阜は4戦白星なし(2分2敗)となり、次節、最下位・町田との残留争い直接対決に臨む。

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