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8連勝で開幕連勝記録更新のバイエルン、指揮官「今季最高の試合」

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 ブンデスリーガは20日に第8節を各地で行った。首位・バイエルンは敵地でデュッセルドルフと対戦し、5-0で快勝した。ブンデスリーガの開幕連勝記録を更新する8連勝を達成。なお、昨季からの通算では、4月21日に行われた第32節ブレーメン戦(2-1)以降、リーグ戦では11連勝となった。

 試合後、バイエルンのユップ・ハインケス監督は「もちろん満足している。最初から最後まで、素晴らしい観客の前で見事な試合ができた」と満足のコメント。「さらに重要なのは、守備もしっかりしており、ミスがなかったという点だ。こういった試合では一分たりとも気を抜かず、常にしっかりと集中してプレーし続けなければいけない。今日はそれができていた。今シーズンここまでで最高の試合だ。見事なチームワークだった」と選手たちを称えた。

 試合は前半28分にFWマリオ・マンジュキッチが先制点を奪うと、その後はMFトーマス・ミュラーの2得点などで5得点を奪った。攻撃陣の奮起に守備陣も応えると、5戦連続の完封勝利を達成。8試合を終え、26得点2失点という驚異の数字で開幕8連勝を飾った。この日の試合で3連覇を目指す王者・ドルトムントがシャルケ04に敗れたため、バイエルンとドルトムントの差は勝ち点12差に開いた。バイエルンは09-10年シーズン以来の優勝へ向け、独走態勢に入っている。

 しかし、2得点の活躍をみせたミュラーは「完璧な時間帯に得点を決めることができたし、まさに快勝で僕らにとっても最高の結果」と話しながらも「でも、ここ2年の経験から、いつも冷静でいなくちゃいけないってことは分かってる。だから、どんどん試合をこなしていくだけ」と冷静に話した。ここ2シーズンの反省を生かし、今季こそはタイトル獲得へ向けてひた走る。


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