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優勝請負人の香川、欧州3季連続Vに王手!! 22日にもマンUの優勝決定!

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 プレミア・リーグは21日に第34節を行い、2位のマンチェスター・シティがトッテナムに1-3で敗れた。この結果、日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドが22日のアストン・ビラ戦に勝てば、2年ぶりのリーグ優勝が決まることになった。

 仮にユナイテッドがアストン・ビラに勝利すれば、香川にとっては3年連続のリーグタイトルとなる。2010年夏にセレッソ大阪からドイツ・ブンデスリーガのドルトムントへ移籍した香川は、欧州最初のシーズンでリーグ公式サイトの前半戦MVPに選ばれる大車輪の活躍を見せ、ドルトムントに9シーズンぶりのタイトルをもたらした。

 翌11-12シーズンも中心選手として31試合に出場し13得点を記録。ドルトムントをリーグ連覇に導いている。今季から加入したマンチェスター・ユナイテッドでも、残り5試合で1勝すれば優勝決定と、3シーズン連続でのリーグ制覇は目前となっている。

 気になるのは、22日のアストン・ビラ戦に香川が出場するかだ。

 英紙ガーディアンは、リーグ戦2試合連続スタメン出場中の香川のスタメン出場を予想している。実際に香川は試合ごとに存在感を高めており、直近のウエストハム戦では2ゴールに絡む大活躍を見せ、チームに勝ち点1をもたらした。香川のシュートのこぼれ球をFWロビン・ファン・ペルシーが押し込んだチーム2点目の直後、アレックス・ファーガソン監督は香川をベンチに下げた。その理由について指揮官は「ときには、フェアではないと思われるような決断を下すこともある」と、公式HPで説明し「シンジは本当によくやっている。彼はボールを受けたときに落ち着いて対応できているし、最適なプレーを選択している。パスのセレクションも良く、最近ではチャンスに繋がるようなパスを出すケースが多い」と、高く評価した。

 出場すれば、活躍も期待できる。過去の優勝決定戦を振り返ると、2010-11シーズンにドルトムントが優勝を決めた試合では、身内に不幸があり、チームの優勝に立ち会えなかった。しかし、翌シーズンは第32節のボルシアMG戦にスタメン出場し、チームのダメ押しゴールを記録している。C大阪のラストマッチとなった神戸戦でも直接FKを決めてチームを勝利に導いており、メモリアルゲームには滅法強いからだ。

 香川の出場について、現時点では『サー・アレックスのみぞ知る』という状況だが、22日のアストン・ビラ戦は、ユナイテッドファンはもちろん、日本のサッカーファンにとっても、見て損のない試合であることは、間違いない。

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