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連覇達成の香川「もう最高。試合中に泣きそうになった」

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 ブンデスリーガは21日、第32節2日目を行い、MF香川真司の所属する首位ドルトムントはホームで4位ボルシアMGに2-0で快勝し、2年連続8度目の優勝を決めた。香川は2-0に突き放す今季13点目を記録。試合後、「もう最高。試合中に泣きそうになったくらい」と歓喜に浸った一方、「これがすべてではない。ここからはしっかり自分で決めたい」と、さらなるステップアップも示唆した。

以下、試合後のコメント

―2年連続優勝の味は?
「もう最高。2年連続の優勝はめぐり会いもあり、奇跡に近い。試合中に泣きそうになったくらい。自分のゴールで決めたこともあり、最高です。監督もベンチから走って来て抱き上げてくれて、本当にうれしかった。試合後にはビールかけもして、本当に最高。自分にはアルコールが強すぎるけど(笑)」

―今年1年を振り返ると?
「いろいろとこみ上げてきた。すべてが上手くいったわけではないシーズンだった。仲間がいたからこそできたことで、チームメイトとファンのおかげで優勝できた」

―チームは前半戦は不調だったが、後半戦に復調した。
「前半戦は苦しかったが、そのプレーがすべてではないと信じてやってきたことが、後半戦につながった。やり続けること、信じ続けることが大事だった。苦しい戦いの中、プラス思考に考えるしかなかった。精神的な強さを身につけられた思う。リーグ戦をやり続ける中で上手く成長できたことは今後につながる1年だったと思う」

―後半14分、自身のゴールで優勝を決定づけたが?
「1点リードでは危ないと思っていたし、相手にもチャンスがあったので、2点目が大事だと思っていた中で結果を出すことができうれしい。レワンドフスキからのパスは覚えていない。あれはもうGKをかわしてタイミングをずらしてシュートを打とうと思ったら、本当にうまくいった。本当に最高。すべてに感謝したい。ただやっぱりこれがすべてではない。もうここからはしっかり自分で決めたいと思います」

(取材・文 了戒美子)

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