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山形が4年ぶり6発圧勝!!鳥取は12戦白星なし…

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[5.19 J2第15節 鳥取0-6山形 とりスタ]

 モンテディオ山形は敵地でガイナーレ鳥取に6-0で大勝し、連敗を2でストップした。山形の1試合6ゴールは、J1初陣だった09年3月7日の磐田戦(6-2)以来、4年ぶり。J2では初めてで、6点差勝利はクラブ史上初となった。一方の鳥取は今季最多の6失点を喫し、3試合ぶりの黒星。3月17日の水戸戦(3-1)を最後に、12試合連続で勝利から遠ざかっている(6分6敗)。

 前節、ホームで札幌に0-1で敗れ、サポーターからブーイングを浴びた山形だったが、この日は圧巻のゴールショーを見せた。まずは前半12分、MF伊東俊の左CKからDF西河翔吾が打点の高いヘディングで先制点。同22分にはDF中村太亮の右CKからFW林陵平が左足で押し込み、セットプレーで立て続けにゴールを挙げた。

 鳥取も前半26分、DFのクリアミスからボールを拾ったFW永里源気がゴール前まで持ち込んだが、シュートはポストを直撃。好機を逃すと、後半に入って山形が一気にたたみかけた。

 後半13分、DF山田拓巳が右サイド深くまで切れ込むと、折り返しを林が左アウトサイドで合わせ、3-0。2分後の同15分には、またしてもCKからFW中島裕希のヘディングシュートをGKが弾き、こぼれ球をMF山崎雅人が頭で押し込んだ。

 山形の勢いは止まらず、後半21分、山田の右クロスに途中出場のFW萬代宏樹が頭で合わせ、5点目。さらに後半ロスタイム、再び中村の右CKに西河が頭で合わせ、6-0のゴールラッシュを締めくくった。

 記録的大勝を飾った山形の奥野僚右監督は「サポーターが力強い応援をくれて、選手たちがその期待に応えるように精一杯ピッチを走ってくれた。全員が一丸となってボールを追いかける、奪いに行くところを表現してくれたことが、失点なく終われた要因だと思う」と、6ゴール以上に5試合ぶりの無失点で終えた選手の頑張りを称えた。

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