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「我々の力だけではあり得ない」岡山がホームで15戦無敗に

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[5.19 J2第15節 岡山2-0徳島 カンスタ]

 ファジアーノ岡山はホームで徳島ヴォルティスを2-0で下し、2試合ぶりの白星を挙げた。これでホームでは昨年8月5日の熊本戦(2-0)以降、15戦負けなし(9勝6分)となった。

 0-0のこう着状態のまま迎えたハーフタイム。「前半、エンジンがかかっていなかったので、『隠してないで出せ』と話した」。影山雅永監督のゲキに岡山の選手が応えた。後半26分、MF田所諒が左サイドをワンツーで突破すると、さらにゴールライン際で切り返し、グラウンダーのクロスにFW荒田智之が左足で合わせた。

 荒田の4試合ぶり今季8得点目で先制した岡山はその後の徳島の猛攻にも粘り強く耐える。FW津田知宏のシュートは至近距離でGK中林洋次がセーブ。守備陣の奮闘に応えたい攻撃陣は後半ロスタイム、途中出場のFW三村真がJ初ゴールとなるダメ押しゴールを決め、2-0と試合を決定づけた。

 今季いまだ1敗のまま優勝争いに食い込む岡山。特にホームでは昨年8月以降、負けなしと驚異的な強さを見せている。「我々の力だけでは、これだけ長い期間、負けないなんてことはあり得ない」とサポーターに感謝する影山監督は「次もホームゲーム(26日の熊本戦)なので、今日の帰りに前売り券を買って帰ってください」と笑顔で呼びかけていた。

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