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特別指定認定後即出場、東京V下部組織出身MF端山「夢が叶った」

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[7.14 J2第24節 東京V2-1札幌 味スタ]

 10日に東京ヴェルディの特別指定選手として認定されたことが発表された慶應義塾大に在学中のMF端山豪がいきなりのデビューを飾った。出番が回ってきたのは2-1と1点リードで迎えた後半31分。FW常盤聡と交代でピッチに立つと、そのままFWの位置に入りプレー。シュート1本を放つなど、積極的なプレーでチームの勝利に貢献した。

「小学校5年生の時に全日本少年サッカー大会でやって以来でした。高校の時は南(秀仁)だとか(杉本)竜士(ともに町田にレンタル移籍中)が出ているのを上から見ていた」と語った味の素スタジアムでのプレー。「1つの夢が叶いました」と試合後は感慨深げに振り返った。

 端山はジュニア世代から東京Vに所属。その後、ジュニアユース、ユースと順調に階段を上った。しかしユースでは10番を背負うなど期待されたが、怪我などの影響もあり、トップチームに昇格することはなかった。

 だが大学で成長を重ね、2年生となった端山に再び“古巣”からお声がかかった。本人も「高校からプロに上がることもあるが、それだけが道ではない。自分の場合は大学に行ったことで変わった部分もあると思っているので、そういう意味ではいろんな人に考え方を示すことができたのかなと思う」と回り道ではなかったことを自覚している。

 夢を叶えたと言ってもまだ第1歩を踏み出したに過ぎない。「短い時間の中でも彼の持つパフォーマンスを出すことが出来ていた」と三浦泰年監督も評価する逸材。未来の主力となるために。20歳の若武者はまだまだ成長を止めない。

(取材・文 児玉幸洋)

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