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岡崎に期待するマインツ監督 「大事なのは信じること」

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『キッカー』で新戦力を絶賛

 この夏にシュトゥットガルトからマインツへ移籍したFW岡崎慎司は、新天地を率いるトーマス・トゥヘル監督から絶大な期待を寄せられているようだ。ドイツ『キッカー』で、指揮官の同選手への評価の言葉が紹介されている。

 14日に日本でウルグアイ代表と対戦し、岡崎の代表キャップ数は67となった。トゥヘル監督は「16日午前中のトレーニングにシンジは戻っている」としながら、移動の疲れには心配していない様子だ。

 接戦となったシュツットガルトとの開幕戦で、同選手は早くも存在感を示した。岡崎の開幕戦弾を『キッカー』は、マインツ白星の鍵だったとしている。

 入団会見で「自分の持ち味を出しながら、マインツのために多くの決勝点を挙げたい」と話していた岡崎。リーグでの初戦でいきなり両方を見せた。

 岡崎のゴールについてトゥヘル監督は、「シンジは相手DFが足を閉じているのを見極めていたね。それで少しだけ間をつくってから、(DF)ベネディクト・レッカーの股間を抜けるシュートを打った」と解説した。

 同指揮官は、岡崎の決定力に疑いがないようだ。

「彼は日本代表で国際レベルの舞台で、あれほど多くの得点を決めている。シンジはハイレベルを象徴しているよ。得点力を備えている。だから、大事なのは彼を信じることだ」

 信頼さえあれば、同選手はずば抜けたパフォーマンスを見せるはずだと指揮官は考える。ハードワークを惜しまない「サイドフォワード」は、コンフェデレーションズカップを戦ったため、クラブのプレシーズンに3週間遅れて合流。だが指揮官は、それも気にならない様子だ。

「シンジにとって、まったく問題がないね。彼は試合や練習に出たがっているよ。彼から好んですべてを出し切っている」

 シュツットガルト戦での岡崎のパフォーマンスについては次のように評価した。

「シンジはボールをうまくキープしていたし、勤勉に働いた。まだ、コンディションに関しては、ハードワークで自分をいじめる必要があるけどね」

 一方、マインツのクリスティアン・ハイデルSD(スポーツディレクター)は、岡崎の情熱に強い印象を受けたようだ。

「燃えていたね! シンジの意思の強さは信じられないよ」

 ブンデスリーガ開幕戦に続き、代表の親善試合にもフル出場した岡崎。18日に行われるフライブルクでのアウェーゲームにも出場すれば、1週間で長距離移動を挟みながら3試合戦うことになる。


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