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プランデッリ、W杯後の退任決意? 後任候補にザッケローニも

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6人の指揮官が次期イタリア代表監督候補か

 イタリア『スカイ・スポーツ』は3日、イタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督が、2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)をもって退任する決意を固めたと報じた。後任候補として6人の指揮官が挙がっており、日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督の名前も含まれている。

 2010年の南アフリカW杯で惨敗したチームを立て直し、イタリア代表をEURO2012で準優勝、コンフェデレーションズカップで3位に導いたプランデッリ監督。その手腕は高く評価されているが、以前から指揮官自身はクラブでの指揮に戻りたいとの希望を隠していない。

 『スカイ』によると、ブラジルW杯出場も決まっていない現時点で公式発表することはないものの、プランデッリ監督はすでに心を決めているという。予選突破を決めた時点で、退任の意思を明らかにするのではないかとのことだ。イタリアサッカー連盟(FIGC)は契約延長を打診する意向だが、指揮官を引き留めるのは難しいと見られている。

 そして、『スカイ』が後任候補として挙げたのが6人の指揮官だ。3名の有力候補と3名の“二番手グループ”に分けられている。

 有力候補に含まれたのは、ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督、ユベントスのアントニオ・コンテ監督、元マンチェスター・シティ監督のロベルト・マンチーニ氏だ。一方、残りの候補として挙げられたのが、ゼニト・サンクトペテルブルクのルチアーノ・スパレッティ監督、モナコのクラウディオ・ラニエリ監督、そしてザッケローニ監督である。

 『スカイ』はザッケローニ監督について、契約がW杯までであることを伝えつつ、日本サッカー協会が契約延長を打診する可能性もあると報じている。

 FIGCは次期指揮官のサラリーを年俸150万ユーロ以内に設定しているとも言われ、報酬面で合意できるかどうかも、プランデッリ監督の後任探しに影響しそうだ。
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