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ガッリアーニ:「バロテッリの減刑は不可能だった」

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異議申し立てを行わず

 ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは、FWマリオ・バロテッリが受けた3試合の出場停止処分に対して異議申し立てを行わなかった理由についてコメントしている。また、セリエAでやや苦しいスタートを切ったチームの現状についても意見を述べた。

 22日に行われたナポリ戦で審判への抗議で退場となり、その後も審判への罵倒を続けたことで、バロテッリには3試合の処分が言い渡された。ミランには異議申し立てを行う権利があったが、これを行使しないという決断が下されている。

 ガッリアーニCEOは、処分はバロテッリの行為に対して妥当なものだと考えているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がコメントを伝えた。

「彼が主審に何を言ったかを読んだ時、出場停止処分が軽減される要素はないと考えた。倫理的な問題でもあるが、同時に現実的に考えた結果でもある」

 28日のセリエA第6節サンプドリア戦には勝利を収めたミランだが、他の強豪チームが順調なスタートを切った中で、やや出遅れている。だが、チャンピオンズリーグ(CL)ではグループステージ初戦でセルティックを下したこともあり、心配する必要はないとガッリアーニCEOは語る。

「シーズンで最も大事な(CL予選の)PSV戦を突破し、グループステージでも順調にスタートできたのはポジティブなことだ。リーグでは少し苦しんでいるが、後ろで少しミスがありながらも多くのチャンスをつくっているし、去年よりはよくやっている。去年のスタートはもっと悪かったが、追い上げたのは周知の通りだ」

「負傷者が多いが、CLでは(リカルド・)モントリーヴォと(ステファン・)エル・シャーラウィの復帰を期待している。それからバロテッリの出場停止が明け、代表戦による中断後にはカカと(マッティア・)デ・シリオも戻ってくる。我々はまったく別のチームになる」


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