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バロテッリが謝罪 「でも誰かを殺したわけじゃない」

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自身へのファウルに不満ものぞかせる

 ミランFWマリオ・バロテッリが26日、審判への抗議で退場となり、3試合の出場停止を科されたことを謝罪した。だが同選手は、自身への扱いへの不満もうかがわせている。

 バロテッリは22日のナポリ戦で、試合後に審判に抗議し、2枚目のイエローカードを出されて退場となった。これに怒ったバロテッリは、さらに審判への抗議を続行。罵倒したとして、通常の1試合に加えて2試合、合計3試合の出場停止を命じられた。

 当初、処分に抗議する意向だったミランだが、その後異議を申し立てないことを決定。チーム内からも、バロテッリの行動をいさめる声が上がっている。

 バロテッリはイタリア『スカイ・スポーツ』で、今回の一件について、自らを「マリオ」と称しながら次のように語った。

「特にチームメートたちに謝罪したい。彼らは毎日、自分と一緒に苦労し、練習しているからだ。それからサポーター、クラブにも謝る。審判にも自分が言ったことを謝る。挑発に対して悪い反応をしてしまった。マリオは間違えた。挑発され、間違ったリアクションをした」

「(イタリア代表のチェーザレ・)プランデッリ監督にも謝るべきか? 僕は別に誰かを殺したわけじゃない。マリオがひどいファウルをすれば、マリオを罰するべきだ。だが、マリオに対するひどいファウルがあれば、そのファウルをした者が罰せられるべきだ」

 一方、バロテッリの代理人であるミーノ・ライオラ氏は、ミランの公式チャンネルで、同選手について次のように話している。

「バロテッリの謝罪は自発的なものだ。心からのものだよ。彼は責任を負うのが好きなんだ。だからこそ、全員に謝罪したんだよ。彼が謝ったのは、そうすべきだと彼が感じたからだ。チームメート、サポーター、クラブを落胆させたからだよ」

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