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栃木が岐阜に完封勝利、松本監督就任後6戦無敗

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[10.27 J2第38節 岐阜0-1栃木 長良川]

 松本育夫監督就任後、好調をキープする栃木SCは敵地でFC岐阜と対戦し、1-0で勝利した。3連勝を飾った栃木は、6位徳島との勝ち点差を4に縮め、8位に浮上。J1昇格プレーオフ出場に望みをつないだ。一方の岐阜は4試合白星なし(1分3敗)となり、降格圏脱出に向けて厳しい状況が続く。

 栃木は、前節・東京V戦でクラブ史上初のハットトリックを達成したFWサビアが累積警告で出場停止。エースを欠く試合となったが序盤から試合を優位に進めた。前半は無得点だったが、後半24分にクリスティアーノがMF益山司にPA内で倒され、PKを獲得。これをクリスティアーノ自らが落ち着いてゴール左に決める。クリスティアーノの4試合連続ゴールがそのまま決勝点となり、1-0で栃木が勝利した。

 岐阜も劣勢の中、チャンスは作ったが決めきれなかった。前半38分、左スローインをPA内でFWスティッペがつなぎ、MF染矢一樹がヘディングシュートを放つも枠の上に外した。後半9分には左CKからつないでフリーでゴール前にいた染谷が左足でシュートを放ったが、GK榎本達也の正面を突き、チャンスを逃した。

 勝利した栃木は松本監督が就任後、これで6試合負けなし(5勝1分)。松本監督もチーム作りに手ごたえを感じているようで「1-0で終わるのが私としたらチーム作りの中で一番やりたいこと。ゼロということはパーフェクトということになる。願っていたゲーム展開となった」と満足した様子だった。


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