beacon
TOP > NEWS > 記事詳細

盤石の試合運びで横浜FMが3連勝、徳島は3戦無得点

このエントリーをはてなブックマークに追加

[3.15 J1第3節 横浜FM3-0徳島 ニッパ球]

 J1第3節が行われ、ニッパツ三ツ沢球技場では横浜F・マリノス徳島ヴォルティスをホームに迎えた。試合は前半14分にMF富澤清太郎のゴールで先制した横浜FMが、後半にもFW伊藤翔とMF藤本淳吾が追加点を奪い3-0の快勝。3試合連続完封勝利と完璧な結果で、スタートダッシュに成功した。逆に徳島は3試合無得点で3連敗と苦しい戦いが続いている。

 横浜FMは開幕戦、第2節に引き続き4-2-3-1のシステムを採用し、メンバーも変更なし。対する徳島のシステムは4-4-2で、前節から先発メンバー3人を入れ替えた。右SBには前節の後半から起用されて好パフォーマンスを見せたDF福元洋平を、いまだ無得点の攻撃陣にはテコ入れが施されて2トップにはともに先発初出場となるFWクレイトン・ドミンゲスとFW高崎寛之が並んだ。

 序盤からボールを支配した横浜FMはセットプレーからチャンスを生み出す。前半7分にMF中村俊輔のFKをMF中町公祐がヘディングで合わせ、同8分にはCKのこぼれ球から中村のクロスをDF中澤佑二がダイビングヘッドで狙うがネットを揺らせず。しかし、同14分に中村のFKを富澤がドンピシャのタイミングで合わせて先制ゴールを叩き込んだ。

 対する徳島は前半4分にDFアレックスのCKからDF千代反田充がヘディングで狙い、ファーストシュートを放ってからは沈黙。横浜FMの激しいプレスに苦しみ、ハーフフェーラインまでボールを運ぶことすらままならない。仕方なく2トップを狙ったロングボールを放り込むも中澤やDF栗原勇蔵、富澤らにはじき返されて、開始直後の千代反田のシュート以降、前半にシュートを放つことができなかった。

 攻撃では苦しんだ徳島だが、先制を許したものの守備は十分に機能していた。無理をせずに一度帰陣して守備ブロックを築くと、ブロック内に侵入してくる横浜FMの選手には必ず誰かが体を寄せて自由を与えない。ミドルレンジからシュートを狙われはしたが、流れの中では決定機を作らせずに前半を最少失点に抑えて乗り切った。

 後半最初の好機を迎えたのは横浜FM。開始直後に中村がゴール前にグラウンダーのクロスを送ると走り込んだ藤本が左足で合わせるも、GK松井謙弥のセーブに遭った。その後はシュートチャンスをなかなか作れなかったが、またもやセットプレーからスコアを動かす。後半15分、長い距離のFKを中村が直接狙うとボールはゴールを強襲する。松井に弾きだされたもののこぼれ球に反応した栗原がゴール前に折り返し、伊藤が落ち着いて流し込んで待望の追加点を奪った。

 まずは1点を返したい徳島は後半16分にDF那須川将大、同26分にMF花井聖を投入するだけでなく、左SBのアレックスを中盤に上げるなどして、何とか状況を打開しようと試みる。しかし、追加点を挙げたのは2点をリードする横浜FMだった。後半32分にMF三門雄大とのワンツーで抜け出した藤本が鮮やかにネットを揺らして、リードを3点差に広げた。

 試合終了までゴールを狙った徳島だったが最後まで得点は奪えずに3戦無得点で3連敗となり、J1初ゴールと初白星は次節以降に持ち越しとなった。逆に盤石の試合運びを見せた横浜FMは3戦連続完封勝利と着実に勝ち点を積み上げている。

(取材・文 折戸岳彦)
▼関連リンク
[J1]第3節 スコア速報

TOP