beacon

2人退場モウリーニョ退席のチェルシーが敵地でアストン・ビラに敗れる

このエントリーをはてなブックマークに追加

[3.15 プレミアリーグ第30節 アストン・ビラ1-0チェルシー]

 プレミアリーグは15日、第30節を各地で行い、首位のチェルシーはアウェーでアストン・ビラと対戦した。後半23分にMFウィリアンが退場したチェルシーは、同37分に失点を喫してしまう。終盤まで同点ゴールを目指したが、後半ロスタイムにはMFラミレスも退場になると、さらにジョゼ・モウリーニョ監督も退席になる。選手2人と監督を欠いたチェルシーは、0-1のまま試合終了を迎え、リーグ戦15試合ぶりの黒星を喫している。

 立ち上がりから、アウェーのチェルシーが主導権を握った。前半12分には、左サイドからウィリアンが右足で強烈なシュートを放ったが、左に外れて行った。同39分には、アストン・ビラもFWクリスティアン・ベンテケが、ボレーシュートでゴールを狙ったが、スピードに乗ったボールは右へ切れて行った。

 前半41分にはチェルシーが、CKのチャンスを得る。ウィリアンのクロスをファーサイドで受けたMFネマニャ・マティッチがボールをゴールに押し込んだが、マティッチのハンドを取られて、得点は認められなかった。

 後半も攻めるチェルシーは、16分にMFエデン・アザールからのパスをPA内でフリーになって受けたMFオスカルがグラウンダーのシュートでゴールを狙うが、GKの正面を突いてしまう。アストン・ビラを押し込むチェルシーだが、後半23分にウィリアンが退場になると、徐々に試合の流れが変わってくる。

 後半36分には、中盤でボールを奪ったファビアン・デルフがボールを一気に持ち上がり、PAに差し掛かるところで、マーク・オルブライトンにパス。PA内でリターンパスを受けると、後ろ足でトリッキーなシュートをゴールに流し込み、アストン・ビラが先制した。

 同点に追いつきたいチェルシーは、反撃の糸口を探すが、アディショナルタイムにはラミレスが危険なプレーで退場になる。このプレーについて、主審に質問をしに行ったチェルシーのモウリーニョ監督も退席となったチェルシー。終盤のピンチは、GKペトル・チェフの好セーブで守ったものの試合に敗れ、10人でハル・シティに勝利した2位のマンチェスター・シティとの勝ち点差が3縮まっている。

▼関連リンク
プレミアリーグ2013-14特集

TOP