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独紙評価:酒井宏は「不器用な印象」

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ホームでドルトムントに完敗

 22日に行われたブンデスリーガ第26節のハノーファードルトムントは、ホームのハノーファーが0-3で完敗を喫した。日本代表DF酒井宏樹はハノーファー右サイドバックでフル出場している。

 ハノーファーは前半、しっかりした守備でドルトムント攻撃陣を抑えるも、ハーフタイム前にセットプレーから失点。後半はFWロベルト・レバンドフスキが相手DF4人をかわしながらドルトムント2点目を決め、突き放した。アディショナルタイムには途中出場のMFマルコ・ロイスがダメ押し点を奪って試合を締めくくった。

 酒井宏はクロスを送り込むなど攻撃に姿を見せた一方、特に前半はマッチアップしたドルトムントMFケビン・グロスクロイツへの対応に苦しんだ。同選手はゴールは奪えなかったものの、ドルトムント最多のシュート4本を記録している。

 ドイツ『ビルト』では、酒井宏はDFアンドレ・ホフマン、MFエドガー・プリブとともにチーム最低タイの5だった。チーム平均点が4.15の同紙は、GKロン=ロベルト・ツィーラーをチーム単独最高点3と評価し、その他のハノーファー選手全員に4をつけている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

『キッカー』(チーム平均点4.1)では、酒井宏のパフォーマンスに対する採点はチームメート3人とともに4.5だった。チーム単独最高点の3となったのはGKツィーラーで、MFプリブにチーム単独最低点の5がつけられた。

 地元メディア『ハノーファーシェ・アルゲマイネ』(チーム平均点3.96)は、酒井宏のプレーに4.5をつけた。チーム最高タイは3のGKツィーラーと左サイドバックのセバスティアン・ポコニョリで、元ドルトムントMFレオナルド・ビッテンコートは単独最低点5がつけられている。酒井宏に対する寸評は次のとおりだった。

「努力はするも、日本人選手は多くの場面で不器用な印象を与えた。奪ったばかりのボールをすぐにまた相手に奪われてしまっている。また、彼が守るサイドで、相手に多すぎるほどのクロスを許した」

 ハノーファーは勝ち点29で11位と変わりなし。次節は10位につけているホッフェンハイムとのアウェー戦に臨む。


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