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青天井のプレミア放映権…国内ではチケット価格問題再燃

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 プレミアリーグは10日、2016年から19年までの放映権を、『スカイスポーツ』と『BTスポーツ』が獲得したことを発表した。『スカイ』はキックオフ時間で分類された7パッケージのうちの5つを獲得。シーズン合計126試合を放送する。残り2パッケージを獲得した『BT』が、シーズン合計42試合を放映する。売却金は総額51億3600万ポンド(約9360億円)となっている。

 2013年から16年までの契約よりも1.5倍に膨れ上がっている放映権。とどまることを知らない青天井ぶりに、イギリス国内では懸念が広がっている。『BBC』によると、元イングランド代表のジェイミー・キャラガー氏が「チケット代、特にアウェーのファン向けのチケット代を下げるべきだ」と訴えるなど、チケット価格問題に飛び火している。

 しかしプレミアリーグのリチャード・スクダモアCEOは、契約金が法外ではないかとの指摘を否定。「それは違う。市場の原理なんだ。規模には驚いているが、イングランドのすべてのクラブ、そしてリーグにとって非常に良い取引だった」と、キッパリ言い放っている。

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