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仙台が最後9人の清水を後半AT弾で逆転!!清水は白崎J1初弾も公式戦4連敗

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[4.4 J1第4節 仙台2-1清水 ユアスタ]

 ベガルタ仙台がホームで清水エスパルスに2-1で逆転勝利を飾った。1-1で迎えた後半アディショナルタイム5分にDF渡部博文が決勝点を奪った。仙台のリーグ戦の勝利は開幕戦の山形戦以来。清水は公式戦4連敗となった。

 前半、主導権を握ったのは清水だった。前半9分のFW大前元紀のシュートは枠上に外れてしまったが、同12分、右サイドを突破したMF村田和哉のクロスに今季リーグ戦初先発となったFW白崎凌兵が、打点の高いヘディングシュートで飛び込む。白崎の嬉しいJ1初ゴールで清水が先制に成功した。

 しかし、その後もいい時間帯が続いた清水だが、追加点が奪えない。前半30分の大前の決定機も、GK六反勇治の好セーブに弾き出されてしまった。

 すると、徐々に仙台もペースを盛り返す。迎えた後半17分、CKのチャンスを作ると、MF野沢拓也のキックをDF鎌田次郎がニアで合わせる。ファーサイドに流すと、エースウイルソンがヘディングで押し込み、同点に追いついた。

 追いつかれた清水に更なるピンチが襲いかかる。後半34分、DFヤコヴィッチが2枚目のイエローカードを受けて退場。さらに同アディショナルタイム2分には途中出場していたMF河井陽介が、ウイルソンに“飛び蹴り”を入れてしまい、一発退場。最終的に清水は9人での戦いを強いられることになった。

 そして後半アディショナルタイム5分、仙台は野沢がゴール前に浮き球を入れると、競り合いの中でGK櫛引政敏がボールをこぼす。DF渡部博文の足もとにこぼれると、反転左足シュートで押し込んだ。「前半からセットプレーが続いていて、自分が一点決めたいなと思っていたにで良かったです」と話した渡部。「まだ、Jリーグは始まったばかり。いろいろな大会がありますが、ホームで勝つことが大事だと思う」と上位進出を誓った。


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