beacon

川崎Fは公式戦2連勝と調子上向き、清水は泥沼公式戦5連敗

このエントリーをはてなブックマークに追加
[4.8 ナビスコ杯B組第3節 清水0-2川崎F アイスタ]

 川崎フロンターレが敵地で清水エスパルスを2-0で下し、今大会初勝利を挙げた。4月に入って公式戦2連勝を調子を上げている。対する清水は大会3連敗を含む、公式戦5連敗。苦しい戦いが続いている。

 試合は後半に動きを見せた。16分、左サイドからDF車屋紳太郎が鋭いクロスを上げるが、GK杉山力裕に弾かれる。しかしこぼれ球を拾ったMF森谷賢太郎が、しっかり押し込み、川崎Fが先制に成功した。「ボールをGKふが弾いた時に落ち着いてゴールを見れたので、しっかり蹴り込むことができました」。

 森谷は開幕直前に行った練習試合で肋骨を骨折。大きく出遅れてしまった。復帰は4月4日のリーグ新潟戦。そして復帰2戦目となったナ杯清水戦で、今季初ゴールを沈めて見せた。「チームに迷惑をかけた。トレーナーの方々にも感謝したい」。26歳MFの15年がようやくスタートした。

 後半31分には今季より加入した新外国人のDFエウシーニョがドリブルで持ち込むと、ループシュートを蹴り込む技ありの得点を奪う。助っ人のナビスコ杯発ゴールで、勝利を確実のものとした。

 対する清水は今大会3連敗を含む、公式戦5連敗。リーグ開幕戦の鹿島戦を3-1で勝利し、昨季との違いを感じさせた清水だが、以降は6戦で2得点。4度目の無得点に終わるなど、歯車が狂ったままとなっている。


▼関連リンク
ナビスコ杯2015特設ページ

TOP