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2ゴールの千葉MF井出「自分が決めることで勝利につながる」

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[4.11 J2第7節 千葉2-0大宮 フクダ電子]

 前半から大宮アルディージャを圧倒していたジェフユナイテッド千葉だったが、ゴールは遠かった。FWネイツ・ペチュニクやMFパウリーニョが決定機を迎えるも、シュートミスやゴール前を固める大宮の守備に阻まれて、得点ができない時間が続いた。

 そんな中、6試合無敗のチームをさらに勢いづかせる得点を挙げたのは、MF井出遥也だった。第1節の長崎戦(1-0)以来、ゴールのなかった井出はチームが勝ち星を重ねている一方で、不甲斐なさも感じていた。

 そんな井出にチャンスが来たのは、後半33分だった。PA内中央でMF佐藤勇人がボールを持ち、左サイドに展開。交代出場していたMF田中佑昌のクロスに右足を合わせ、ボールをゴールに流し込んだ。

「佑昌さんの早いボールに、自分は逆サイドから合わせました。練習から狙っている形でした」と振り返り、「何試合か自分のゴールがなかったので、決まって良かったです」と話す。安堵した井出は、そのわずか3分後に美しいゴールを決める。DF中村太亮の縦パスをネイツが落とす。このボールを受けるとPA内までボールを運んだ井出は右足でシュート。これが決まって千葉がリードを広げた。

「今までのゴールが全部ワンタッチだったので、やっと自分の形から点を取る事ができました。形がある中で決められていなかった中で、今日決めることができて良かったです」と21歳のアタッカーは表情を崩し、このゴールが偶然ではないことを強調する。

「相手のCBを広げるか、縮めるか。どう動かすかをチームとしても、個人としても意識してやっていました。(縦パスを入れた)太亮くんと目が合っていたし、ネイツにも『前に入ってくれ』と言っていました。完全に自分のタイミングと、チームみんなの関係ができていたからのゴールだったと思います」と、チームとして大宮の守備を崩すことのできた成果だと胸を張った。

 先月、リオ五輪1次予選を戦ったU-22日本代表に呼ばれず、悔しい想いをしていた井出について関塚監督は「今日、悔しい想いを、しっかりと自分で発揮してくれた部分があるかなと思いますが、まだまだです」と、さらに高いプレーを要求した。

 今シーズン、「結果にこだわる」と公言する井出は、「自分が決めることでチームの勝利につながります。もっともっと点を取れるように、努力をしていきたいと思います」は更なるゴールラッシュを誓った。

(取材・文 河合拓)

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