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太田の今季初ゴールが決勝点、F東京は今季3度目の1-0勝利

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[4.25 J1第1ステージ第7節 山形0-1F東京 NDスタ]

 FC東京はアウェーでモンテディオ山形に1-0で競り勝ち、2試合ぶりの白星を挙げた。前節・広島戦(1-2)で今季初黒星を喫したが、連敗を免れ、今季3度目の1-0勝利で勝ち点3をもぎ取った。

 F東京は前半2分、MF三田啓貴がミドルシュートを狙うと、同13分にはDF太田宏介の右CKにDF森重真人が頭で合わせる。立ち上がりから試合の主導権を握り、前半22分、右サイドのタッチライン際でFKを獲得。太田が左足でゴール前に入れたボールにDF吉本一謙が飛び込むと、吉本はわずかに届かなかったが、ボールはそのままゴール左隅に吸い込まれた。

 試合後のインタビューで「運が良かったです。吉本選手は自分のゴールと言っていたけど、あれは僕のゴール」と冗談交じりに語った太田の今季初ゴールが貴重な先制点。この1点を最後まで守り抜き、F東京は今季7戦目で5度目の無失点試合となった。

 山形は元日本代表FWで長崎の高木琢也監督を父に持ち、神奈川大から今季入団したルーキーのMF高木利弥が左ウイングバックで2試合連続の先発出場。F東京U-15深川で同期だった日本代表FW武藤嘉紀との旧友対決も注目され、積極的に左サイドから仕掛けたが、なかなか決定機をつくることはできなかった。

 後半は反撃に出た山形がリズムをつかんだが、最後まで同点に追いつくことはできず。山形は3試合連続の無得点に終わり、4試合勝ちなし(1分3敗)となった。


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