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福岡が打ち合いダービーマッチ制す…井原監督「勢いが付く」

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[7.8 J2第22節 福岡-北九州 レベスタ]

 アビスパ福岡がホームでギラヴァンツ北九州を4-2で下した。今季の福岡ダービーは福岡の2連勝。昨年から3連勝とした。5試合ぶりの勝利で勝ち点を36に伸ばした福岡が、5位に順位を上げた。

 序盤から福岡が主導権を握った。前半7分にU-22日本代表FW金森健志のヘディングシュートで先制。同20分にもエースFW城後寿の打点の高いヘディングシュートで追加点を挙げた。

 北九州も前半23分、スローインの流れからMF井上翔太が得点し、1点を返す。同44分にも井上が決定機を迎えたが、同点とすることは出来なかった。

 後半に入ると、福岡のMF鈴木惇が魅せる。まずは2分、右サイドで得たFKをゴール前に入れると、ボールはそのまま流れてゴールネットに収まる。同8分にはゴール前左で得たFKを左足で直接狙うと、今度は狙い通りゴール右隅に突き刺さった。同16分にオウンゴールで1点を返されたものの、福岡がダービーマッチを快勝した。

 小雨降るダービマッチに平日にも関わらず、7082人の観衆が詰めかけた。先制点を挙げた金森は「たくさんの人が来てくれた」と感謝。井原正巳監督も「後半戦開始の試合がダービーマッチということで意識していた。しっかり勝てたことで勢いが付く」と勝利を喜んだ。

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