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J1第2ステージ開幕!! 俊輔が今季初先発も…横浜FMは山形に追い付かれてドロー

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[7.11 第2ステージ第1節 横浜FM 1-1 山形 日産]

 J1は11日、第2ステージ第1節を行い、日産スタジアムでは第1ステージ6位の横浜F・マリノスと同16位のモンテディオ山形が対戦し、1-1で引き分けた。

 ホームの横浜FMは第1ステージ最終節神戸戦から、先発2人を入れ替えてFW伊藤翔と今季初先発となるMF中村俊輔がスターティングメンバーに名を連ねた。一方の山形は第1ステージ最終節G大阪戦から先発3人を入れ替えてDF高木純平、DF渡辺広大、FW川西翔太を先発起用してこの一戦を迎えた。[スタメン&布陣はコチラ]

 序盤からシュートチャンスを作り出した横浜FMが、前半12分に鮮やかな連係から先制に成功する。右サイドのDF小林祐三のパスを受けたMF喜田拓也が縦パスを入れると、反応したMF三門雄大が伊藤へスルーパス。PA内に進入した伊藤が相手DFを振り切ってグラウンダーのクロスを送ると、走り込んだMF齋藤学が押し込んでスコアを1-0とした。

 前半20分には高い位置でボールを奪ったMFアデミウソンが、三門とのワンツーでPA内に進入すると左足の強烈なシュートでゴールを脅かしたが、好反応を見せたGK山岸範宏に弾き出されて追加点を奪うには至らなかった。一方の山形は、なかなか決定機を生み出せなかったものの、前半終了間際の同45分に同点に追い付く。右サイドから突破しようとした高木のドリブルはDFに阻まれながらも、こぼれ球をMF宮阪政樹が右足で蹴り込んで試合を振り出しに戻した。

 後半に入ると同4分に齋藤のパスを受けた中村がミドルレンジからシュートを放ったが、ボールは枠上に外れた。その後はともに相手守備を崩し切れずに、シュートまで持ち込めない時間帯が続く。同22分には齋藤のパスを受けた伊藤がダイレクトで合わせてゴールを脅かしたものの、ボールは枠を捉え切れなかった。すると後半26分、両チームが動く。横浜FMはMF兵藤慎剛、山形はFW中島裕希を投入して状況を打開しようと試みる。

 後半29分にはゴール前で得たFKを兵藤が直接狙ったがゴールポストに弾かれてしまう。さらに同33分にはカウンターから伊藤のパスを受けた三門が強烈なシュートを放つも、ゴールマウスを捉え切れなかった。勝ち越しゴールを狙い攻勢を掛ける横浜FMは同38分にも、左サイドから切れ込んだ齋藤がシュートまで持ち込んだが山岸のセーブに遭ってネットを揺らせない。

 ともに最後までゴールを狙ったが、横浜FMは守備に人数を割いた山形守備陣を崩し切れず。また、カウンターから好機を生み出そうとした山形も勝ち越し点を奪えず。1-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

(取材・文 折戸岳彦)
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