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これぞ俊輔!土壇場芸術FK弾でJ1直接FK弾歴代単独トップ浮上

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[7.19 J1第2S第3節 G大阪2-2横浜FM 万博]

 連敗は避けられないかと思われた後半アディショナルタイム4分、横浜F・マリノスにはこの男がいた。ゴール正面の位置でFKを獲得すると、MF中村俊輔が迷わずボールをセット。「大きい選手がいたので、それを目印にした」。左足から放たれたボールは、壁を超えてゴール左隅方向へ。「上手く蹴ることが出来た」。日本代表GK東口順昭もその場にしゃがみ込むしかなかった。

 俊輔のJ1リーグ戦での直接FK弾は、2013年10月27日の第30節大分戦以来、約1年9か月ぶり。昨季はプロ入り後初のFK弾なしに終わり、記録は17年で途切れていた。そしてJ1通算の直接FKでの得点は18点目。MF遠藤保仁と並んでいた記録を上回り、再び単独トップに浮上した。

 ドローに持ち込んだ横浜FMだが、リーグ戦の勝利は5月23日の松本戦から遠ざかっており、未勝利は7に伸びている。俊輔も「この後の練習だったりで、情熱や熱意をもっとチームで出さないといけない。今日のようなゲームが勿体なくなる」と表情を引き締める。「暑いですけど、こんなにサポーターも応援に来てくれている。次はまたアウェーですけど、しっかり勝ち点を取りたい」と力を込めた。 


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