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残留争いライバル対決制した新潟が今季初の連勝!山形は未勝利が10戦に…

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[7.25 J1第2S第4節 山形1-3新潟 NDスタ]

 アルビレックス新潟が敵地でモンテディオ山形を3-1で下した。新潟は今季初の連勝。同勝ち点で並んでいた残留争いのライバルに競り勝った。山形の勝ちなしはついに10戦に伸びてしまった。
 
 残留争いのライバル相手に貴重な勝ち点3を積み上げた。新潟の先制の場面は前半23分、MF山本康裕のシュートはGKに弾かれたが、跳ね返りをMF加藤大が入れ直す。「大がいいボールを上げてくれたので決めるだけだった」。待ち構えた195cmFW指宿洋史が打点の高いヘッドを叩き込み、試合を動かした。

 さらに新潟は前半42分、右サイドからドリブルでエリア内に入ったFW山崎亮平がDF2人を引き付けてラストパス。山本が左足で流し込み、前半のうちに2点のリードを奪った。

 ただ後半に入ると流れが変わる。特に後半12分にMFレオ・シルバがPKを外してしまうと、流れは完全に山形に移る。迎えた同24分、MF宮阪政樹の豪快ミドルはGKに弾かれたが、跳ね返りをFWディエゴが蹴り込み、1点差。山形はこのゴールがJ1通算100得点目となった。

 防戦一方となった新潟だが、後半アディショナルタイム5分、試合に決着をつけるゴールを奪う。カウンターから左に流れた加藤のクロスをFW鈴木武蔵が押し込む。リオデジャネイロ五輪を目指すU-22日本代表のエースが、待望の今季初ゴールを沈め、試合を終わらせた。

 新潟は今季初の連勝で年間順位を16位に上げた。対する山形は17位に後退。3引き分けだった第2ステージも初黒星を喫した。第1ステージから続く未勝利はこれで10戦に。最下位清水が敗れたため、勝ち点2差は変わらなかったが、苦しい戦いが続いている。


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