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鹿島が0-2からの逆転劇で石井体制4連勝!第2S首位に浮上

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[8.16 J1第2ステージ第7節 鹿島3-2仙台 カシマ]

 鹿島アントラーズが見事な逆転劇で第2ステージ首位に立った。ホームでベガルタ仙台と対戦すると、0-2から3ゴールを奪い、3-2の逆転勝利をおさめた。これで石井正忠監督就任後、無傷の4連勝。この日、首位・広島が敗れたため、第2ステージは5勝1分1敗の勝ち点16となり、広島を抜いて首位に浮上した。

 先制したのはアウェーの仙台だった。試合開始早々の前半3分、鹿島DF昌子源のパスミスを至近距離でMF梁勇基がカット。PA内でパスを受けたMF野沢拓也が鋭い切り返しから左足でゴールにねじ込んだ。

 古巣相手の先制点となった野沢。前半27分にはGK六反勇治のロングフィードをFW金園英学が頭でそらし、ゴール前に抜け出した野沢が左足でゴール右隅に流し込んだ。野沢の2ゴールで2-0とリードを広げた仙台。しかし、3連勝中の鹿島も簡単には引き下がらなかった。

 前半42分、DF西大伍の右クロスからDF山本脩斗のヘディングシュートで1点を返すと、後半は鹿島が猛攻に出る。前半35分から途中出場していたMFカイオ、後半開始から出場したFW金崎夢生が果敢にゴールを狙い、仙台を押し込んだ。

 すると試合終盤にドラマが待っていた。後半35分からMF土居聖真がピッチに入り、そのわずか2分後、左サイドからの山本のアーリークロスを逆サイドの西が頭で折り返し、土居がヘディングシュート。2-2の同点に追いつくと、さらに後半42分、MF遠藤康のパスをMF柴崎岳がワンタッチで流し、ゴール前に抜け出した土居が右足でゴールに流し込んだ。

 終盤の連続ゴールでチームを3-2の逆転勝利に導いた土居。試合後のインタビューでは「早い段階で2点取られていたので、点を取りに行くしかなかった。2点取れてよかった」と胸を張った。破竹の4連勝で第2ステージ首位。土居は「これを1勝でも長く続けることが優勝への近道だと思うので、しっかり次も勝って連勝していきたい」と力強く話していた。

[J1]第2ステージ第7節 スコア速報

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