beacon

圧勝に充実の表情、川崎F小林「やっていてすごく楽しい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[9.19 第2ステージ第11節 川崎F 6-1 名古屋 等々力]

 等々力での今季初ゴールは、チームに勢いをもたらした。序盤から主導権を握った川崎フロンターレは幾度となくゴールを脅かす。なかなかネットを揺らせなかったものの、「いずれ点を決められると、僕の感覚ではやれていました」と語ったFW小林悠が前半35分に名古屋ゴールをこじ開ける。

 左サイドからMF中村憲剛が送ったクロスはDF本多勇喜にクリアされるが、こぼれ球に小林が反応。寄せてくるMF小川佳純を深い切り返しで置き去りにすると、右足を振り抜いてゴールネットを揺らして先制点をもたらした。

「深い切り返しが出るときは体のキレや調子が良いのかなって思います」と笑顔を見せると、第1ステージ第6節仙台戦以来となるゴールに喜びを表した。「等々力でのゴールは気持ちが良かったし、怪我をしていて、なかなかゴールも決められなかったので、1点取ると気持ちも楽になりますし、もっともっと取りたいという気持ちになりました」。

 この先制点を皮切りにチームは大量6ゴールを記録。ともに3トップを形成するFW大久保嘉人、FW田坂祐介にもゴールが生まれ、6-1の快勝を収めた。「やっていて、すごく楽しい。お互いの良さを分かり合いながらやれているので、プレーしやすい」と大久保、田坂とのプレーを語るだけでなく、「チームには自分の動きを信頼してパスを出してくれる選手が多いので、動き出しの得意な選手としては一番やりがいのあるチームだと思います」と充実の表情を見せた。

(取材・文 折戸岳彦)
▼関連リンク
[J1]第2ステージ第11節1日目 スコア速報

TOP