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リバプールとエバートンとの白熱のマージーサイド・ダービーは1-1ドロー決着

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[10.4 プレミアリーグ第8節 エバートン1-1リバプール]

 プレミアリーグは4日、第8節2日目を行った。グディソン・パークではエバートンリバプールとのマージーサイド・ダービーが行われ、1-1で引き分けに終わった。

 序盤からお互いに球際に激しく、守備陣は集中した守りを見せた。リバプールは前半13分に相手のクリアが中途半端となったボールをイングランド代表初選出のFWダニー・イングスがPA右から右足ボレー。同26分には右CKの流れからPA右を抜け出したMFジェームズ・ミルナーが至近距離から右シュートもGKティム・ハワードに防がれた。

 前半28分にはエバートンに決定機。ゴール正面からのFKをMFロス・バークリーが蹴ると、FWスティーブン・ネイスミスがフリーで飛び込み、ヘディングシュート。これは枠を捉えたがGKシモン・ミニョレの左手に弾き出される。同30分には、FWジェラール・デウロフェウの折り返しは相手DFに阻まれるもこぼれ球をMFジェームズ・マッカーシーが右足ミドルもGKミニョレに阻まれた。

 立て続けにエバートンにチャンスを与えてしまったリバプールだったが、前半41分にミルナーの左CKをイングスがヘッドで合わせて、先制に成功する。

 しかし、エバートンも前半終了間際に同点に追いつく。同アディショナルタイム2分、右でパスを受けたデウロフェウが中央へ折り返すと、DFエムレ・カンのクリアボールがDFマルティン・シュクルテルに当たってこぼれたボールにFWロメル・ルカクがいち早く反応。左足で押し込み、1-1で前半を折り返した。

 前半のうちに同点に追いついたエバートンは後半11分、バークリーがドリブルからシュクルテルの右を抜けるミドルを放つもゴール右へ。同15分には、途中出場のMFアーロン・レノンのパスから相手DFと体を入れ替えて前を向いたルカクが強烈な右足シュートもGKミニョレの正面を突いた。

 後半終盤になるにつれ、前半の序盤のような集中した守備をお互いに見せるようになり、なかなかチャンスを作ることができない。結局、ダービーらしい激しい試合となったこの一戦は1-1の引き分けに終わった。リバプールは連勝とはならなかったものの3試合負けなし(1勝2分)。一方でエバートンは5試合負けなし(2勝3分)となっている。


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