beacon

16年は負け先行、前半戦の勢いはどこに…大荒れ試合の逆転負けに怒れるインテルはかん口令

このエントリーをはてなブックマークに追加

[2.14 セリエA第25節 フィオレンティーナ2-1インテル]

 セリエAは14日、第25節を行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルは敵地でフィオレンティーナと対戦し、1-2で敗れた。長友は3試合連続でフル出場を果たしている。

 インテルは前半26分にFWロドリゴ・パラシオのクロスをMFマルセロ・ブロゾビッチが押し込んで先制。しかし後半15分にMFボルハ・バレロにクロスボールを頭で流し込まれると、同37分にDFアレックス・テレスが2枚目の警告で退場。窮地に追い込まれると、アディショナルタイム1分にFWクマ・エルハジ・ババカルに逆転弾を押し込まれてしまった。

 試合終了直前にはインテルのMFジョフレイ・コンドグビア、フィオレンティーナのFWマウロ・サラテにレッドカードが出され、試合は両軍3人の退場者を出す大荒れとなった。ただ、今の前半戦で首位争いを繰り広げた勢いはなく、16年に入ってからはわずか2勝。3敗目と負けが先行してしまった。

 試合後、ロベルト・マンチーニ監督以下、選手らにかん口令が敷かれたため、コメントが一切報じられていない。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、エリック・トヒル会長もスタンドで観戦していたが、試合後に口を開くことはなかったという。

 勝ち点45のままのインテルはローマにかわされ、5位に順位を落とし、マンチーニ監督が13日の会見でCL圏内のライバルから外したミランとの勝ち点差が「2」に詰まっている。


●欧州組完全ガイド
●セリエA2015-16特集

TOP