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試合中のガム投げを謝罪 頭を下げたのは選手ではなく…

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 試合中にスポーツマンらしからぬ行為があったとして、ケルンホッフェンハイムに謝罪した。ただし、頭を下げたのは選手ではなく、選手を管理すべきスポーツディレクター(SD)だった。

 ブンデスリーガ第28節で、ケルンはホッフェンハイムのホームに乗り込んだ。ともにチャンスをつくりながら、69分には先制し、勝ち点3獲得へ突き進んでいた。

 試合終了間際、事件は起こった。アディショナルタイムに同点ゴールを決められたのだが、それだけならば問題はない。議論を巻き起こしたのは、ケルンのDFが敵陣で倒れていたのにホッフェンハイムがプレーを止めず、そのままゴールまで結び付けてしまったことだった。

 選手たちは怒り心頭。だが、それ以上に爆発したのがヨルク・シュマトケSDだった。思わず、かんでいたガムを手に取り、ホッフェンハイムのベンチに投げつけた。

 ケルンにとっては、この日はとにかくタイミングが良くなかった。SDの「スローイング」が、しっかりテレビカメラにとらえられていたのだ。

 試合後、シュマトケSDはガムを投げたことを認めた。ホッフェンハイムのアレクサンダー・ローゼンSDに電話し、謝罪をしたことも明かしている。ドイツ『ビルト』に以下のように話した。

「そうだ、私はガムを投げた。(体が)反応してしまったんだ」

「もうホッフェンハイムのアレクサンダー・ローゼンSDには電話をして、謝罪した。申し訳なかった」

 シュマトケSDが“瞬間沸騰”して議論を巻き起こしたのは、これが初めてではない。52歳のSDは、今年1月にも審判に暴言を吐いて、6000ユーロの罰金を支払っている。

 二度あることは三度あるというが…?


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