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長友出場停止のインテル、19位相手に苦しむも2か月ぶり今季11度目“ウノゼロ”勝利

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[4.9 セリエA第32節 フロジノーネ0-1インテル]

 セリエAは9日、第32節を行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルは敵地でフロジノーネと対戦し、1-0で勝利した。インテルの勝利は3戦ぶりとなった。なお、8日に3年の契約延長を発表した長友だが、前節受けたレッドカードの影響で、今節は出場停止だった。

 降格圏に沈むフロジノーネ相手にピンチの場面があったインテルだが、ポストやクロスバーに救われ無失点で耐えると、後半29分、MFステファン・ヨベティッチのパスを受けたFWイバン・ペリシッチのクロスをFWマウロ・イカルディが頭で合わせて先制。同35分にはフロジノーネに退場者が出たこともあり、インテルは2月3日のキエーボ戦以来、2か月ぶり今季11度目の“ウノゼロ”勝利を決めた。

 公式サイトによると、19位相手の辛勝にロベルト・マンチーニ監督は「フロジノーネのホームゲームで楽をできるチームはない」とホッと胸をなで下ろす。11日に試合を残す欧州CL出場圏内の3位ローマとの差を5に詰めたことについては、「諦めることはできない。ただ、残念なことに我々次第という状況ではない。ほかのチームが勝ち続けたら厳しいね。とにかく戦い続けるよ」と前向きに話した。

 インテルでの通算100試合を達成し、その試合で通算50点目を決めたイカルディは「重要なゴールになり得ることは分かっていた」と喜ぶと、「3位? 僕たちが興味を持っているのは、各試合に勝っていくこと」と一戦必勝を誓い、気合を入れ直していた。


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