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インテル痛恨敗戦…3位ローマは後半41分から登場のトッティが2得点で大逆転

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 セリエAは20日、第34節を各地で行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルは敵地でジェノアと対戦し、0-1で敗れた。逆転でCL出場圏内の3位を目指すインテルだが、連勝が2でストップする痛恨の敗戦を喫した。ベンチスタートだった長友は最後まで出場しなかった。

 前節、2位ナポリに2-0で快勝したインテルは、3位ローマとの勝ち点差を4とした。残り5試合での逆転を目指す勢いづく勝利を挙げていた。今節の相手は中位のジェノア。勝ってローマの足踏みを期待する展開かと思われた。

 しかし敵地での試合は簡単なものではなかった。ボールは持つが、なかなかスコアを動かすことが出来ない。そしてついに後半32分、左CKから頭で繋がれると、最後はDFセバスティアン・デ・マイオに押し込まれてしまう。インテルはこのビハインドを返すことが出来ず敗戦。勝ち点は61のままとなった。

 こうなると気になるのはローマの試合結果だが、こちらは壮絶な試合となった。ホームでトリノと対戦したローマは、前半35分にPKにより先制点を献上。後半20分にDFコスタス・マノラスのゴールによって追いつくが、同35分に再び勝ち越し点を奪われてしまう。

 しかし後半41分に救世主が登場する。投入されたFWフランチェスコ・トッティは同分のFKがファーサイドに流れたボールを押し込んで同点弾を挙げる。ファーストタッチで結果を出すと、同44分には相手のハンドで得たPKを蹴り込んで逆転に成功。39歳大ベテランの経験が、チームの窮地を救った。勝ち点を68に伸ばしたローマは、インテルとの勝ち点差を7に広げている。セリエAは残り4試合。


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