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太田が先制OG誘発も…フィテッセは2度追い付かれドロー

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[5.8 エールディビジ第34節 トゥエンテ2-2フィテッセ]

 エールディビジは8日、第34節を行い、DF太田宏介の所属するフィテッセは敵地でトゥエンテと対戦し、2-2の引き分けに終わった。太田は左サイドバックとして5試合連続で先発出場し、前半3分に右CKで先制点となるオウンゴールを誘発。勝利にはつながらなかったが、フル出場でチームに貢献した。

 試合は前半3分にいきなり動いた。フィテッセが右サイドのCKを獲得すると、キッカーの太田がゴール前の密集を目掛けて左足でクロス。相手DFの足に当たったボールがネットを揺らし、オウンゴールで先制に成功した。だが、前半27分にトゥエンテのFWザカリア・エル・アズジに強烈なミドルシュートを叩き込まれ、同点でハーフタイムを迎えた。

 後半に入ると、同11分にPA左脇でFKのチャンス。キッカーの太田が低い弾道のクロスを送り込んだが、ニアに飛び込んだ味方はうまく合わせられず。同12分にも左CKから太田が鋭いクロスを供給したが、ゴール前をすり抜け、逆サイドに流れた。

 フィテッセはなおも攻勢を続けると、後半16分に勝ち越しに成功。右からのクロスにFWユニン・チャンが飛び込み、頭で押し込んだ。しかし、フィテッセは2度目のリードも守り切れず、同21分にロングボールに走り込んだFWチネドゥ・エデに決められ、再び同点に追い付かれた。

 太田は勝ち越しを目指し、後半31分にFKからクロスを送るが、相手DFにクリアされた。その後は両チームとも譲らず、2-2のまま試合終了。フィテッセは6試合勝ちなし(3分3敗)となったが、勝ち点1を積み上げて10位から9位となり、一桁順位でリーグ戦を終えた。

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