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次戦が90キャップの長友、“カズ超え”に驚く「すごいですね」

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 偉大なレジェンドに並んだことに驚きを隠さなかった。日本代表DF長友佑都(インテル)は前日3日のブルガリア戦(7-2)が国際Aマッチ出場89試合目。FW三浦知良(横浜FC)と並び、歴代8位タイとなった。

 7日のキリン杯決勝ボスニア・ヘルツェゴビナ戦に出場すれば、90キャップ目。“カズ超え”を果たすことを報道陣から伝え聞き、「カズさんですか? すごいですね。結構出ましたね」と驚いた。

 明治大時代にサイドバックへコンバートされ、頭角を現した長友は大学卒業を待たずにFC東京とプロ契約を締結。そこから一気に五輪代表、A代表、海外移籍とシンデレラストーリーを駆け上がった。

 歴代8位タイとなるA代表での出場数に「こんなふうになるなんて、自分の能力からしたら思ってなかった。大学からプロに上がるときでも『1年間やれたらいいな』『試合に絡めたらいいな』と思っているぐらいだった」と感慨深げに言った。

「年を取ったんだなと思いますね。もうおっさんなので、若い選手に負けないように。走るのは自分のストロングポイントだし、まだまだ若い選手には負けたくない」。今年9月に30歳を迎えるダイナモは、若々しい表情できっぱり言い切った。

(取材・文 西山紘平)

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