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ウェイトトレーニングはしないバーディ「スピードが失われる」

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 レスター・シティをプレミアリーグ優勝に導く活躍を見せ、イングランド代表としてユーロ2016にまで出場することになったFWジェイミー・バーディだが、その秘訣は彼なりの特殊なトレーニング方法にあるのかもしれない。

 2014-15シーズンにレスターでプレミアリーグにデビューするまでは下部リーグでプレーし、無名に近い存在だったバーディだが、今シーズンはチームとともに大躍進。プレミアリーグ得点ランク2位の24ゴールを挙げる活躍で、レスターを奇跡的なリーグ初優勝に導いた。

 イングランド代表にも定着し、ユーロ出場メンバーにも選ばれたバーディは、16日に行われたウェールズ戦に交代出場して貴重な同点ゴールを記録した。バーディのゴールで1-1としたイングランドは、後半アディショナルタイムにFWダニエル・スターリッジが逆転ゴールを奪って勝利を収めている。

 その数日前には、エナジードリンク「レッドブル」と噛みタバコの缶を手に持った姿が写真に捉えられていた。バーディは特に否定をすることもなく次のようにコメントしている。イギリス『デイリー・メール』などが伝えた。

「ずっとやってきたことだし、医療チームにも確認を取っている。何も悪いことはないよ。食事法だと言うわけではなく、単に朝目を覚ますためにレッドブルを飲むだけだ。毎日というわけじゃなく、その日は必要だと感じたんだ」

 さらにバーディは、ウェイトトレーニングをほとんど行っていないことも明かした。クラブからは指示を受けたが、自身のやり方を変えようとはしなかったという。

「確かにクラブからは言われたけど、変わらなかったね。最後にウェイトを持ち上げたのはいつかって?この前レッドブルの缶を持ったときかもね!」

「ジムに行けば、スピードを失うことになってしまう。一人ひとりが違っていて、単にこれが僕のやり方なんだ。ほかの誰かが僕と同じようにやろうとしてもうまくいかないはずだよ」

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