beacon

石井監督復帰の鹿島、鮮やか3発でJ3富山に完封勝利

このエントリーをはてなブックマークに追加
[9.3 天皇杯2回戦 鹿島 3-0 富山 カシマ]

 第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会の2回戦が3日に各地で行われ、カシマサッカースタジアムではJ1の鹿島アントラーズとJ3のカターレ富山が対戦。前半に2点を先行した鹿島が後半にも1点を加点し、3-0の完封勝利を収めた。鹿島は9月22日に行われる3回戦でJ2岡山と対戦する。

 体調不良だった石井正忠監督の復帰初戦となった鹿島は前半12分、FKをMF柴崎岳がDF西大伍に預け、西のクロスをFW赤崎秀平がヘディングで合わせるもシュートはゴール右に外れた。その後も主導権を握る鹿島だったが、富山の粘り強い対応に遭ってなかなか好機を創出できない、同21分には柴崎のCKをDFファン・ソッコがヘッドで狙ったがジャストミートさせられなかった。

 しかし前半36分、左サイドでボールを受けたMFファブリシオが加速して中央に切れ込むと、ラストパスをゴール前の赤崎が右足ダイレクトで合わせてネットを揺らし、鹿島が先制に成功。さらに同39分にはゴール前でこぼれ球に反応した柴崎がトラップでボールを落ち着けると鮮やかな左足ミドルを叩き込み、リードを2点差に広げた。

 鹿島が2-0とリードしたまま後半を迎えると、後半14分には右サイドの柴崎が送ったクロスをゴール前に走り込んだFW鈴木優磨が華麗にダイレクトボレーで合わせてゴールを陥れ、鹿島が3点目を記録。その後もゴールを脅かす場面を作り出した鹿島に追加点こそ生まれなかったが、富山の反撃を許さずに3-0の完封勝利で3回戦に駒を進めた。


●第96回天皇杯特設ページ

TOP