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代理人不要論を唱えるアンチェロッティ「彼らはあまりにも力を持ちすぎている」

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 バイエルンカルロ・アンチェロッティ監督は、代理人の存在はサッカーに不要だと考えている。独『ディ・ベルト』が伝えた内容を英『ESPN』が報じている。

 同メディアによると、今夏バイエルンの指揮官に就任したアンチェロッティ監督は、14-15シーズン限りでレアル・マドリーを解任された理由として、MFガレス・ベイルの代理人であるジョナサン・バーネット氏との確執があったためだという。フロレンティーノ・ペレス会長が、ベイルを中央の攻撃的なポジションで起用することを推し進めてきた背景には、バーネット氏の入れ知恵があったとのことだ。

 このことから代理人の存在は不要だと考えるようになったようだ。アンチェロッティ監督は、「彼らは必要のない存在だ。私の意見だがね。私は選手と直接話し合う。選手たちにも、なにか問題が起きたら、代理人を挟むのではなく、直接私にアプローチをかけてほしいと考えている」と持論を展開した。

「サッカー界の代理人はあまりにも力を持ちすぎていると思う。多くのクラブが代理人に権力を与えてしまっているんだ。だが、ファンたちは選手を観るためにスタジアムに来るんだ。サッカーで最も重要なのは選手なんだよ。代理人や監督じゃなくてね」

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