[11.6 J2第40節 山形1-0長崎 NDスタ]

　後半アディショナルタイム2分に高卒ルーキーFW永藤歩がプロ初ゴールを決め、モンテディオ山形がV・ファーレン長崎に1-0で勝利した。試合後のインタビューで永藤は「メッチャ嬉しいです」と喜びを爆発させた。

　今季、市立船橋高から加入した永藤は、4月17日の第8節・札幌戦(1-1)で途中出場し、プロデビュー。その試合から9試合に途中出場していた。そして、節目のプロ10戦目となったこの日、限られた時間で大仕事をやってのけた。

　スコアレスの後半41分に、FW大黒将志との交代で永藤がピッチに送り込まれた。「試合に出たら点を決めてやると思っていた」。そう意気込んでいた永藤は、迎えた後半アディショナルタイム2分にMFディエゴのヘディングパスを胸トラップ。これで抜け出すと、「ゴールが見えていたので、あとは振り抜くだけでした」と語るようにDF前田悠佑とDF村上佑介の猛追を振り切り、右足シュート。GK大久保択生の手をかすめたシュートがゴール左に吸い込まれた。

　残留争いの渦中にいる山形は、これで連敗をストップさせ、4試合ぶりの白星。永藤が勝利に大きく貢献した。「まだまだ、シーズンが残っているので、あと2試合勝っていきたい」と意気込んだ高卒ルーキーが、山形をJ2残留に導く。

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●[J2]第40節 スコア速報