バルセロナを率いるルイス・エンリケ監督の退任宣言は、スペインでも驚きをもって伝えられた。クラブは今季終了時までに後任を決定する必要性に駆られている。

　1日のリーガ・エスパニョーラ第25節スポルティング・ヒホン戦(6-1)後に突然退任宣言を行ったL・エンリケ監督だが、クラブにはこの夏2017-18シーズン以降続投する意思がないことを伝えていたとみられている。

　問題は、彼の後任を誰が務めるかだ。スペイン『マルカ』によれば、バルセロナはビルバオのエルネスト・バルベルデ監督を候補の筆頭に挙げているようだ。バルベルデ監督は今季終了時にアスレティックとの契約が満了する。バルセロナでプレーした経験もある指揮官は、クラブにとって完璧な人事になるという。

　もっとも、後任候補はバルベルデ監督だけに限られない。ホルヘ・サンパオリ監督(セビージャ)、ロナルド・クーマン監督(エバートン)、マウリシオ・ポチェッティーノ監督(トッテナム)、エウセビオ・サクリスタン監督(ソシエダ)、オスカル・ガルシア監督(ザルツブルク)ローラン・ブラン氏、フランク・デ・ブール氏らがバルセロナの関心を引き付けているとされる。

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