beacon

「知らなかった…」 L・エンリケの退団表明にバルサ選手たちも驚き隠せず

このエントリーをはてなブックマークに追加

L・エンリケ監督の退団に驚きを隠せないイバン・ラキティッチ

 バルセロナのルイス・エンリケ監督が今季限りで退団することを表明した。このことを選手たちは直前まで知らなかったという。スペイン『マルカ』が伝えている。

 1日、バルセロナはスポルティング・ヒホンをホームに迎え、FWリオネル・メッシやFWネイマール、FWルイス・スアレスの“MSN”トリオの活躍で6-1で快勝。試合終了の時点では確定ではなかったものの、その後行われた首位レアル・マドリーラス・パルマスの一戦が3-3で引き分けに終わったため、バルセロナの首位浮上が確定した。

 L・エンリケ監督は、試合後の記者会見で「難しい決断だったし、よく考えたよ。シーズン終了後がよいタイミングだと思っている。私には休息が必要なんだ。それが一番の動機だよ」とし、今季限りで退団することを表明。この発表に選手たちも衝撃を受けたようだ。ダメ押しの6点目を決めたイバン・ラキティッチはこう振り返る。

「バルセロナの選手たちもエンリケが退団することを知らなかったんだ。最初に彼は僕らに今回の決定を告げた。それから報道陣に伝えた」と、試合後のロッカールームで退団の意向を聞いたと明かした。

「僕らとしては、シーズンの最後を成功で飾りたいし、残りの試合を楽しめればと思っている。僕としては、彼にもっと監督を続けてほしかった。チームとしては彼の決断を尊重しているし、幸運を祈りたい」

 バルセロナは、敵地でパリSGに0-4で敗れ、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇は厳しい状況となっているが、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)では決勝進出を決めており、リーグ戦も残っている。3年間で制覇可能な10タイトル中、8タイトル獲得に導いてきた指揮官を最高の形で送り出すことはできるだろうか。


●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集

TOP